野郎共、お仕置きの時間だ

なんのこたぁないダメ強化人間LayeⅡ(らいつー)の独り語散るgdgd生活ブログ なまはげだって少子化で寂しいんよ。

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Su-27UB Flanker-C“Imitator”/TRUMPETER

フランカーC 1

黒鉄の模倣者。

そんなこんなで、今日のプラモデルー、です。「トランペッター」より1/72 Su-27UB フランカーC。

フランカーC 2
元々の出来がすんごいため、完成を急いだ割には非常にきれいにまとまったかなと。
ああ、汚し入れすぎ。はい。パーティクルラインあばば、はい。
反省点が多いですが、塗り分けとかシンプルな分かなり頑張りましたよ。
僕ぁね、フランカーはカナード無い方が美しいし、単座より複座の方がカッチョイイと信じて疑わないマイノリティーなんですが、後ろからカメラ向けたら「あっこりゃ単座の方がカッコいいわ」と、ちょっと揺らいじゃいましたよ。
複座になると首の長さを印象的にするキャノピーラインが機体と一体化しちゃって、フランカーというよりファルクラムに近いフォルムになりますから、多分そのせいでしょう。

フランカーC 6

はい、ではば機体の解説から。
するまでもない有名機だとは思うんですけれど、僕もこの機体に関しては勉強不足な点が多いものでして。

時は1960年代末。
MiG-25の登場により危機感を覚えたアメリカの制空戦闘機開発は加速し、F-15だのF-14だの強力な戦闘機が西側陣営に続々と台頭。現行の機体ではやっぱりまずいべ、となったソ連側の開発も、これらの機体に対抗すべく更なる次世代機の開発に乗り出します。
アメリカはF-35、F-22の件を見て頂ければ分かる通り、要求に応じて各社からの提案機を募集して競合審査させるという自由競争体系を取っているわけですが、ソ連の場合は設計局が分離しており、空軍に提案することで試作契約を獲得するという方式でした。
PFI(先進戦術戦闘機)のプロジェクトを冠した計画ではスホーイ(Su)、ミグ(MiG)、ヤコブレフ(Yak)の三設計局が審議会でお互いの提案機を議論し合い、批評しあった結果、スホーイが大型機、ミグが小型機を担当する形で決着がつきました。
余談ですがこのヤコブレフ、ジェット戦闘機の設計が苦手なのか、毎回先進的で奇抜な設計ばかり持ちだすのですが、どうやら専門は旅客機などでして、有名な戦闘機には一切顔を出さない型番であります。(YAK-141フリースタイルなどは、現在流用されたその遺伝子がF-35に見受けられます)
対するミグは朝鮮、ベトナム戦争でエース機となるMiG-15系を担当した戦闘機の老舗。スホーイも、今ほど名は知れていなかったにせよSu-9、17、この頃開発中の24など幾つかの機体で実績があり、何よりツポレフの弟子ということで期待されておりました。
このPFI、F-15への空戦勝利を目標としているので、当然ながら機体は大型かつ高価なものとなりがちです。部隊に万全に調達するのは難しく、ソ連側もF-15と同じように高級大型戦闘機と軽量で取りまわしのしやすい戦闘機を組み合わせて運用するハイ・ロー・ミックスを方針として掲げ、その結果同じ遺伝子を持つ二種類の機体が生まれました。

一つは軽快な運動性と、攻撃性を兼ね備える小型前線戦闘機MiG-29ファルクラム。
もう一つがこの、大型かつ驚異的な運動性を誇りロシア防空に貢献するSu-27フランカー。という訳なのです。

フランカーC 8

こうして生み出されたT-10試作機でありますが、オージー翼で機首寸前まで主翼と一体化しているなど現在のフランカーとは正直別物と言っても過言ではない形状でした。現在の形状に落ち着くのは幾つか試作機を踏まえた後で、T10-20くらいにもなると外見は完成を見てきます。ちなみにこのT-10の初飛行を担当したパイロットは爆撃機でおなじみのイリューシン設計局の御曹司でスホーイのテストパイロットを何度か受け持っています。ほほー。

T-10自体はブレンデッド・ウイング・ボディやHUD、フライ・バイ・ワイヤを搭載したソ連としてはかなり先進的な設計だったのですがそれゆえに課題も多く迎え角が大きすぎると気流が剥離し機体が安定しなくなるなどとんでもない欠陥持ちで、何度も試作・風洞実験(模型を使って気流の流れを確認する屋内テスト)が繰り返されています。またSu-24フェンサーを設計した後輩技師シモノフのダメ出しも加わり、さらーに設計は時間と金を喰うことに。
技師たちは空軍や当局から「おたくらとっとと新型作りなさいよ(意訳)」と催促を入れられるものの、この後輩技師ときたら「突貫工事でへっぽこ戦闘機を作っても意味ないだろうが!金と時間を食っても優秀な戦闘機を生み出すに越したことはないだろ!(意訳)」と啖呵を切ったかどうかは定かではありませんが、何とか猶予を貰いまして、今一度フランカーのタマゴは再考の余地が与えられました。副大臣は頭を抱えたものの「おまえら、スターリン粛清時代じゃなくてよかったな…」と冗談交じりに渋々ハンコを押したようす。
まったく、理には適っているんですがなんというか、結果を出さないと物理的に首の飛ぶあのソ連でもこういうことってあるんですなぁ。
てゆーか、今までの記事でお分かり頂けると思うんですけど
お上「あんた早く結果出しなさいよ」技師「うるせーバカヤローもうちょっとだけ待ってください」は万国共通ですね。
おかーちゃんに夏休みの宿題を催促される小学生みたいなものでしょうか。
事情は異なりますが「良いぜベイベー一年半で新型組み立ててやんよ」って啖呵切ったダッソーも大概だと思うのですが。(結局二年かかりました。超絶早いです)

納期というヤツはどの仕事でも鬼門ですNA。


フランカーC 7

というわけで、1985年には無事国家承認テストを終え、89年運用開始。Su-27という名称を頂きまして、おなじみのフランカーが出来上がったのであります。
よくよく考えますと、出来上がってきたのはつい最近の戦闘機なんですねこれ。
89年のパリ航空ショーでは高度を変えず失速寸前まで速度を落として機首を上げる超絶機動「コブラ」で西側関係者の度胆を抜き、その驚異的な運動性敏捷性を遺憾なく発揮します。
フック、クルビットに代表されるように、機動性能においてフランカーは到達点にあると言われ、近距離の格闘性能はF-15以上と言われており、これと同等の機動力を持つのはファルクラムとラプターくらいだとかなんとか。
かといって原始的な機銃戦に強いという訳だけでもなく、長大な領土を防衛するためにR-27中距離空対ミサイルを8発装備した防空戦闘も得意であり、その点では東側版トムキャットとでも言える機体であります。

フランカーC 11

とまぁ、だからと言って最強という訳でもなくて、東側的通病ともいえるアビオニクスが劣っているだとか、電子機器がーなど、弱点もポロポロありまして、後は比較的高価で調達しにくいという点でしょうか。
よく「ラプターと格闘戦やったら勝てるんじゃね」みたいな話がありますが、ステルス機と近距離戦に縺れ込むこと自体が殆ど無い上に、ラプター自身も強力な格闘能力の持ち主ですので、一概に縺れ込めたら有利という訳ではありません。また、現在の空戦は電子戦での情報によって戦闘の有利不利が決定されるといっても過言ではありませんから、どの程度の支援が両者についているか、もまた重要でしょう(ロシア機の常として、電子戦ではアメリカに劣りやすいこと、フランカーが輸出される国家には十分な電子戦能力を持たない空軍があることも無視はできません)
ついでに言うと攻勢というよりもMiG-25寄りの防衛戦闘機なので、ラプターと交戦する機会自体があるかなーといったところ?正直よく分かりませんごめんなさい。
まぁ、なんでしょう。
性能やら勝てるか勝てないかはおいておいたら、単純にカッコいいっすね。


ちなみに、僕としては哀しいのですが共食いというか、エリトリア国境紛争の一件で姉妹機のファルクラムと敵味方に分かれこれを撃墜しています。


まぁ、引き合いに出されるくらいには有名というかミーハーな機体です。

フランカーC 3

この、後頭部(?)を見てしまうと何とも長閑な気分になります。
そうなんですね、この機体は世に有名なフランカーのフォルムをイメージしている人には違和感を覚えると思うんですが、複座機で若干どころか結構なシルエットの差があります。
前述の通りフランカーといえばすらりと伸びた機首ですが、単座機と違い複座機は後席が視界の良好な高度に位置しており、垂直尾翼面積も増大しております。
ですので、後部から見るとフォルムの違いは明らかです。

このSu-27UB(フランカーC)は専ら戦闘訓練型で、MiG-25Uと同じくパイロットの教育に使われる機体。有事の際には多少戦闘能力こそ劣りますが、実戦にも即時投入できるのが売りですな。これ以降のSu-30シリーズも概ね複座なのですが、インド輸出向けのMKIは複座カナードをとっています。

ちゅーわけで、機体に関しての言及はこれくらいかにゃ。(まだまだ言う事はいっぱいあるけど、今回Su-27UBなので)
ちなみにスホーイが自信を持つのに相当貢献した機体だからかそれとも傑作機ゆえか、矢鱈派生機が多いことでも知られていまして、Su-27だけでなく複座の30、並列複座爆撃機型のSu-32/34フルバック、二機だけ製造されたベクターノズル装備のSu-37ターミネーター、カナード装備の艦載機Su-33、性能向上型のSu-35など、とりあえずフランカーの形と名前を持つ機体だけで数えきれないバリエーションが存在します。

エスコンだけやると錯覚しがちですし僕もそう思っていたんですが、エスコンだとやたら強いSu-37は実験機だからね!

ついでに言及してしまうとこの機体が日本でやたら有名なのは同上のゲームの影響が大きいらしく、我々より上の世代のモデラー様ではフランカーというと「敵国戦闘機」だったのに対して我々の世代では物心つくころにはソ連も崩壊し、ゲームではヒロイックに飛ぶ機体ながら恰好のヒール機という事で、先入観がなくなってフランカーに接し始めた世代だという記述をSAで目にした覚えがあります。
僕らの世代としてはフランカーは悪役機ではなく純粋にカッコいい戦闘機なのですね。ハセガワが20年前にリリースしたSu-27が当時としては不調だったのに対し、近年リリースされたSu-33が超優良キットとしてモデラー界隈で大絶賛なのも、何だか分かる気がします。
ましてうなじがエロいとかよく分からんこと言ってる奴らも一人二人ではないので、罪作りな飛行機ですなぁ。

僕はファルクラム新党なのであんまり関係ないですがって最近作ってないですねファルクラム……。

フランカーC 10
はて、長話が過ぎました。本日のプラモはトランペッター 1/72 Su-27UB、公式はこちら。 大体日本円で割引されてて2200円くらい。

ちょっとお高いかと思ったそこのアナタ、これ安い方ですよ。ハセガワの3600円はともかく、タミヤ・イタレリは1100円でもカナードアレですし、高くてアレなICMも2700円くらいなので、良質なキットが手に入るならお釣りがくるってもんです。

トランペッターは他にもJ-11、Su-30MKKとフランカーシリーズをリリースしているので、好みに合わせてチョイスするのもいいでしょう中国空軍とか誰がほしがるんですかねって言ったら負けですか

パーツも少なく、あっという間に外観ができます。モールドも詳細で癖が無く、合いは良く、本当に文句の無いキットです。形状も正確らしくて、せいぜいおかしいのはキャノピーと、降着装置の周りだけだとか。
僕としてはデカール柔らかすぎるなぁと思ったくらいで、本当に素直でいいキットでした。
ナナニイのフランカーを買うならこれかハセガワですね。説明書は中国語ですが英語も書いてあり、カラーリングガイドはフルカラーなので直感的に雰囲気が伝わり、武装の塗り分けまでしっかりと書かれています。

気付いた方もいらっしゃると思いますが、パーティングラインが本当に目立つのでそこはコンパウンドとか買った方がいいのかなー。僕は正直残してちょっと後悔しました。珍しくキャノピーしっかり塗り分けられたので、余計に。

現在エッチングパーツ、ピトー管及びエンジンノズル等多量のアフターパーツが出回っており、こだわる方にも嬉しい世の中になっていますね。

僕自身は塗装指示は完全無視して白大増量のベルクト風にしてみた訳ですが、巷ではカラーセットが売っているのでわざわざ難しい整色をしなくてもよかったりします。


ふらふら3

したから見るとこんなん。

ふらふら1

割と出来のいいロシア機ペア。
武骨なMiG-25に、緩やかなラインのフランカー。

ふらふら2

お恥ずかしい話ですが、僕が最後に作ったフランカーは2010/10月、その前のは7月。
右から順番にドヘタな頃のフランカーと比べてみました。

……これでちったーマトモになったかな!
キットが難しいのもありましたが、最初期なんか翼合ってねぇぞ。

フランカーC 5
戦車モデラーもすなるドライブラシといふものを、僕もしてみむ。
加減が分かりません。っていうか飛行機にドライブラシは最小限でいいぞな……。


とま、こんなで次はエアのシーハリアー作ります。



いつものおっきいの。
ちょっとフランカーなまじプロポーションいいだけにパース難しいっすな。

Su-27UB 3

Su-27UB 6

IMGP1176.jpg

ふらふら4

ふらふら5
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  1. 2012/06/26(火) 21:18:05|
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コメント

No title

おぉ、いつもながら渋格好良いカラーリング…w

斜め前の写真を見て気づいたけど、この機種は全長がちょっと短いのかな。
正面からのを見て、格好良い!!だったのに、斜め前からのを見て、かわいい…と思ってしまった…。
  1. 2012/06/27(水) 11:50:00 |
  2. URL |
  3. えむ #-
  4. [ 編集 ]

No title

個人的にカッコいいと思う戦闘機上位にいるフランカーですが、やはりいいですね!

個人的不動の1位にファントムⅡ(特にロングノーズ)がいますが、ファントムⅡは男性的で無骨なカッコよさを感じるのに対し、フランカーは女性的な美しさを感じます。

私はLaさんとは逆で、単座の方が好き(ファントムⅡやトムキャット等の複座しか存在しない機体を除いて)なんですが、、特に単座フランカーのうなじはエロくて大好物ですw
  1. 2012/06/27(水) 23:14:27 |
  2. URL |
  3. foxbase_alpha #-
  4. [ 編集 ]

No title

>えむさん

どうもどうも。
僕も制作中に違和感を覚えたんですが、単座Su-27 フランカーBが全長全幅21.9m/14.6m、複座Su-2UBがこれと同様なので、実際は変わっておりません。
ただし全高がキャノピー高位置化によって40cm程増えているので、頭でっかちになっているんですね。それで相対的に尾っぽが小さく見えるんだと思うのです。

複座フランカーはカッコいいというより、かわいい系ですね。

>foxさん

「フランカーは何やってもカッコいい」を身で知った僕です。
やはり武骨なミグなどと比べると大変女性的な、緩やかなラインが目立ちます。うなじとか言ってる人らの気持ちも分からんではありませんってfoxさん\(ω)/
ファントムは個人的にはRF-4当たりの迷彩がカッコよくて好きですわ。


昔は単座じゃないと許せない派だったんですが、制作しているうちに随分と毒されてきてしまったようです。もう許せないのはファルクラムの複座くらいです。(サンニイ持ってるんだけども)
次でまたあんまりカッコよくない系の機体に戻りますが、ハリアーも単座の方が綺麗な気がしますなぁ。

  1. 2012/06/28(木) 00:18:55 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

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