野郎共、お仕置きの時間だ

なんのこたぁないダメ強化人間LayeⅡ(らいつー)の独り語散るgdgd生活ブログ なまはげだって少子化で寂しいんよ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

MiG-25U“Fly me to the Moon”Foxbat/Condor

MiG+MiG.jpg


Foxhound1≪その錆びれた翼で、今更何が出来る≫

Foxbat1≪老兵だからこそ、若者より長生きするわけにはいかんだろう≫


そんなわけで「おつまみ」ことコンドルより発売の 1/72 MiG-25U(輸入品目欄にはPU) 超音速迎撃機「フォックスバット」のなかでも稀有な複座練習機の紹介となります。
正直1500円だったし、そんな密度の高いキットでも無かったのでパパッと三日くらいで終わらせる予定だったんですが、手元に資料もあるし好きな機体なのでどうしても途中でマジになってしまい、このざまだよ。
エナメルウォッシグ(ブラウン)や、エンジンナセル塗装など、実験的要素をふんだんに盛り込んでみましたが中々うまくいったかもです。
灰一色の面白みのない構成だったんで、可及的に原機同様の古臭さを出せるようにしてみました。



フロントビュー。
MiG-25U 5
フォックスハウンドよりも華奢ですが、それでもかなりマッシヴな部類。
直列複座にしては計画性の無い形状がなんとも時代を感じさせます。
エアインテークでけぇ。

MiG-25U 4
さて、機体の説明を。
冷戦によって世界が二分されていたころ、MiG-25は長らく謎の新鋭機として鉄のカーテンに包まれていました。
マッハ3を記録する戦闘機が実在するなど夢物語だと思われていた頃に、この機体はエジプトでモニターされた際にマッハ3.2を記録しました。この速度域となると単純な加速性能で匹敵する機体は西側陣営に存在しえず、MiG-25が生まれた理由の一因である偵察機のSR-71くらいでありました。
他の機体の追随を許さぬ速度域と、いかにも空戦向けそうなフォルム。こりゃ米軍も心配になって、F-15の予算を急ぐわけで、またベレンコ事件によって日本と無縁でもないといったところを考えると、大変に世界に影響を与えた機体だったわけです。
(まぁF-15の予算に関してはこいつが恰好の理由になるというのもあったんですが)
MiG-25U6.jpg

ですがMiG25の最強神話は突如函館空港に降り立った亡命戦闘機によって崩されます。1976年の9月6日にウラジオストク近郊のチェグエフカ基地から離陸したヴィクトル・ベレンコ乗機のMiG-25P迎撃戦型が突如予定コースを外れ、日本の領空、レーダー網を低空突破して函館空港に上陸。この際に日本のレーダー網の不足が懸念されたのは言うまでもないですが、それと同時に殆ど謎のベールに包まれていた東側新鋭機の実態が明らかになりました。
世界最強と目されていた空戦機は実は古典的技術の粋を尽くして形成された、迎撃の一点特化を目的としたミサイル・キャリアーとも言うべき存在だったのです。

MiG-25U 7

ミサイル・キャリアー(ミサイルは万能であり、空戦における全ての戦闘行動はミサイルによって決着がつく。よって、戦闘機は将来的にミサイルを運ぶだけの機械になるであろうという論)自体の構想はF-4がベトナム戦争で軽量で小回りの利くミグシリーズ相手に苦戦させられたこともあり、米軍は新たに機動力、敏捷・旋回性に優れた次世代戦闘機の開発に転換着手していたのですが、ソ連のMiG-25は米軍の残したこの残滓を丁寧にかき集め焼き直したものでした。そのため、機体の大部分がニッケル鋼による重量設計で、また機体も直線的で古典的、よく言えば信頼性の高い(しかし高位置翼かつ、丸みがかった機体の多い当時は奇怪なフォルムでした)デザインをしており、真空管など前時代的なものも多数含まれていて、西側諸国が当時恐れたようなマッハ3で飛び回って恐るべき格闘能力を保有する戦闘機といった予測からは外れたものになります。
それゆえ、解剖暫くしてソ連に返還された当時は「防空に特化した機体であり、ソ連が侵攻を開始した際に前線に出てくるような攻撃的な機体ではない。MiG-25に対する脅威視は過大評価である」と結論されました。
また機体が外見に依らず非常にデリケートであり、維持も大変だったため、早々と世界の軍事情勢の舞台から降りる機体かと思われたのですが……それがそうでもなかったんですねぇ。

MiG-25U 8

時は15年が経った1991年の湾岸戦争。この頃になるともう米軍は敵なしの空戦能力を有し、F-15を始めとした優秀な機体を複数種囲っており、また電子戦などバックサポートも完璧でありました。対するイラク空軍は前回のミラージュF1なども装備しておりましたが、主に電子機器の遅れから一方的な損害を被っており、空戦においての勝率はゼロに等しいものでした。
そこで牙を剥いたのが、当時時代遅れにも程があったこのMiG-25。空母サラトガから発艦したF/A-18が防空任務に就いているところをこの機体が捕捉し、撃墜。この記録はベトナム戦争以降米軍機を実戦で撃墜した唯一の戦果であり、またこの戦争でイラク側が上げた初の空軍戦果であります。F/A-18が他の一線級戦闘機と比べるとやや鈍足であることを踏まえても、これはイラク側が一矢報いたといった感じでしょうか。

当時のMiG-25と交戦した米軍機側の記録を見ていると、MiG-25は優秀なパイロットの技量でも補えない程運動性が低く、後方視界も悪いので切り返し機動が難しい、極めて格闘戦能力に乏しい機体であったことが分かります。格闘戦に縺れ込む前に、強力かつ広範なレーダー出力網で敵機を捉え、超遠距離より仕留めて高速離脱するというのがセオリーなようで、逆に守りの空戦においては目が利く優秀な機体であることが証明されています。

米軍が冷戦当時想像していたよりも防御的な機体であり、一点芸を絞った堅実的な機体である、といった感じですね。

続々と現役を引退しているこの機体ですが、2003年にはRQ-1無人戦闘機プレデターを撃墜しており、これが人類史初の無人機対有人機の第一ラウンドと記憶されており、老兵と有人機の意地を見せつけた形になりました。


MiG-25U 9




MiG-25Uは(正確には恐らく箱の側面に輸入時に記録されたものと同じ、MiG-25PU練習訓練戦闘機型と思われます)本来単座であるMiG-25を複座に改造した型番です。もとより複座戦闘機として開発されたわけでもないので、やや歪な形状のキャノピーが前部教官席についており、不気味ですが癖のあるデザインになっています。
この形状のキットは実際僕も他に見たことがありませんので、輸入時に速攻レジに持って行った記憶があります。
複座戦闘機といいますと本来なら後部座席が教官席であるのが通例なんですが、MiG-25は梯子をかけて昇るほど高い位置にコクピットがあり、これが前方席であると足許が見えず着陸が難しいというのが理由らしいのですが、僕が今見ると同じように単座機に乗った際一番違和感を覚えにくいのが後部座席であるといったような気もします。というか、位置同じなのかな?

しかし幾ら歪でもデフォルト複座のMiG-31の経験値になったのは間違いなさそうなので、道理には適っていたようです。
現在は多くが実戦を離れ郊外のスクラップヤードで余生を送っているようで、、それ以外の機体はインドやロシアでひよこ戦闘機乗り達の教育に精を出したり、意外なところではその高い高高度適性を利用した宇宙開発関連の実験に使用されているようで、その意味ではお月さまに一番近い戦闘機ともいえます。
現にこの機体に乗るパイロットは宇宙服にも似たスーツを着用するらしいです。

しかし上から見ると、バカみたいに巨大な主翼に反して水平尾翼はとっても控えめです。全遊動らしいんですがこりゃ運動性がいいようには見えませぬ。

MiG-25PU2.jpg

こんかいのまとめ/くんでみて


さて、ながばぁーなしはここまでにしてキットに関して。
コンドルより発売している、1/72 MiG-25U 迎撃戦闘練習機(輸入価格1490円前後)。ウクライナか何処かのメーカーです。このコンドル、輸入周期は珍しくラインナップも非常に東欧寄りなのですが、MiG-21、25、31を始め非常にミグシリーズのラインナップが強いです。
特にフォックスバットはラインナップが多く、最近ではあまりキットを見ないMiG-23もややお高めですが安定して入ってきます。AZ-modelとよく僕は悩むわけですが。
しかしよく複座型なんてあって、しかも雰囲気は大変素敵なので、組んでみた甲斐がありました。

パッケージ

モールドも薄めですが雰囲気がよく、形状はしっかり組みあがると本物と違和感はありません。
ただしやはりそこは東欧メーカー、通病としてランディングギアが非常に脆く使い物にならないとか、バリが多いとか、尾翼主翼の合いがひどく何度もやすりを使わされるハメになるとか、いいことだらけではありませんし、あんまり初めての方に勧められるものでもないです。少なくとも足だけでもハセガワあたりから調達すべきでした。
撮影の合間もいつ折れるかビクビクです。
またデカールもくっそ適当でして、パッケージは「55」番なんですがデカールは「19」「35」。おいいいい。
まぁミグちゅーか、ソ連機ってマーキング適当なのは今に始まったことじゃないんですがね。ノリも悪くなかったし僕は満足です。くどいくらいデカール張るとかえってロシア機らしさ抜けるのよね。

あとクリアパーツやらの管理が適当で箱開けたら既にセルフニッパーされてたパーツが四つほどあったので、箱柔らかいし早めに組んでしまおうという魂胆でした。しかしロシア機の輸入物って高いんですがこれはお手頃な価格ですね。

MiG-25PU1.jpg

特徴的なダブルキャノピーも。
ホントは「頬」は単座機にしかないみたいなんですが、僕この雰囲気好きだったんです。
MiG-25PU4.jpg

エンジンナセルは頑張ったんですが、まぁある程度って感じですか。
フランカー作る時はもう少し正確になりたい。あとミサイルはもう少し頑張れ自分。


MiG-25PU3.jpg

MiG-25PU.jpg

幾つかFS36320とエアスペリオリティーブルー、ガルグレーを混ぜて吹き合わせ、フラットブラックでエナメル6倍、そののちフラットブラウンをエナメル6倍で筆でペリペリ、綿棒で拭き取るとこんな感じ。
割と残しても雰囲気出るのはロシア機ゆえのテキトーさがプラスになるからか。
年期でたんじゃない。

MiG-25PU6.jpg

MiG-25PU5.jpg

MiG-25PU7.jpg

ちなみにエアインテークの見えない部分が無駄に作り込まれてたんですが勿体ないよーな気がするよねこーゆーの。
ってわけでMiG-25でした次はF-111です。


おまけ。

MiG+MiG3.jpg

ミグ愚連隊。
このあたりの連中はとってもでかいです。
MiG-31は去年の記事で。

おっきいの↓

foxbat 1

foxbat 2

foxbat 3

スポンサーサイト
  1. 2012/05/20(日) 17:42:26|
  2. プラモデル・フィギュア・ホビーの話題(完成したやつ置き場)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<メジャーってなんだっけ? | ホーム | 今夜の僕は黒豹かもよ>>

コメント

これメッチャかっこよくできてますな!
錆っぽい表現やばいんですけど。
年期入ってるように見えますんな。
  1. 2012/05/21(月) 00:06:25 |
  2. URL |
  3. しまも #-
  4. [ 編集 ]

No title

ありがとうございます、今回は割とカッコよくなった気がします。
スケールアヴィエーションのキット説明の中でも割と素人の僕にも出来る塗装法や、5うんよくMiG-25の作例が乗っていたことが幸運でした。
背負っているストーリー上できたてほやほやの新品ではちょっと信憑性が薄いかなと思いまして、この機体の重厚感、歴戦の重みを如何にして表現するかで悩んでいたのですが、案外形にはなったかと。
  1. 2012/05/21(月) 01:23:37 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

No title

冒頭の会話を見て、身を挺して何かを守るため、あえて旧式機体で出撃する元エースパイロットのイメージが浮かんだ・・・。

ん?なんかこれに近いシチュの話をスカイプでしたような・・・(==;
  1. 2012/05/21(月) 10:55:18 |
  2. URL |
  3. えむ #7l6NSZr6
  4. [ 編集 ]

No title

したようなしたような。
色んな所からイメージを得て今回作成したのできっとその予感はあってる気がしなくもありません。

戦時中だと機体よりも先に人が死んで行って、新鋭機+新米という構図が多くなるのが通例ですが、僕のイメージ的には中の人以上に「役目を終えたスクラップ同然の機体が再び空に上がる」理由を考えた時にこうなるといった感じです。エースというよりも平凡な一老兵と、まだ飛び方も知らないひよこの為の機体って雰囲気ですね、こいつは。
しかしながらエースパイロットというやつは支給ほやほやの新鋭機よりも、ぼろぼろの愛機が明らかに強い奴もいて、使い勝手というものはこうも影響するんだなぁなどと思わされることもあります。
  1. 2012/05/21(月) 14:28:34 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

No title

無理矢理付けたような複座が、なんとも独特な雰囲気を醸し出してますね~。

お恥ずかしい話ですが、あまり戦闘機に興味のなかった頃、MiG-25はF-15をパクって作った機体だと思ってましたw
色々調べてく内に逆だったと知ったのですが、一説によればアメリカはMiG-25があまり大したことないと解っていながら、F-15の開発予算獲得のために黙ってたって説もあるそうですね。
あと、ベレンコ中尉亡命事件のあとハセガワのMiG-25がバカ売れしたらしいですね。

それにしても、良い感じの汚し具合ですね~。
自分も戦闘機作るから解るんですが、キレイに汚すって難しいですよね・・・。
やりすぎるとただ汚いだけになるし。
コレ、機体色の下地に黒塗って、パネルラインを残しつつ立ち上げって感じですかね?
  1. 2012/05/21(月) 20:28:09 |
  2. URL |
  3. foxbase_alpha #-
  4. [ 編集 ]

No title

「計画性の無い」とか「取ってつけた」とか「洗練されてない」とかすンばらしい枕詞を各方面から賜った素敵な機体です。
実機の写真初めて見たときは「うわっ…」って思ったもんですが、これが慣れると不思議とカッコいいんですよねぇ。
ゲームの影響かお恥ずかしながら僕もF-15S/MTDは機銃が撃てて、エース機として支給されるみたいな漫画のような妄想を持っておりました!
体のいい扱いをされた本機体ですが、MiG-25が居なければF-15の予算が暫くまとまらなかったと思うと、中々感慨深いものがあります。

>ハセガワのMiG-25

ほへー!それは初耳でした。最近のハセガワ投票で25が上位に挙がっていたのにびっくりしていたんですがそういう背景もあったのかー。
昔のハセガワはMiG-23とかも出していたらしいんですが、近ごろはすっかり27に挿げ替わってしまったようなので、Su-33を皮切りにロシア機熱が高まらないかなー。

汚しはホンット、難しいです。だいたい僕もただ汚いだけになりがちです。
仰るとおりに先に黒塗りにして、後からメインカラーを浅めに吹きながら黒い部分を少しずつ埋めていっております。ただこれも浅すぎると杜撰な塗装に見えるので、何度もやって塩梅を整えなくてはなさそうです。
  1. 2012/05/21(月) 22:08:52 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

No title

MiG-25複座いいですね。武骨なフォルムがより強調された
感じが素敵。
  1. 2012/05/22(火) 12:02:13 |
  2. URL |
  3. どろ美 #-
  4. [ 編集 ]

No title

あらどろ美さんお久しぶり。
MiG-31と比べると、大分無骨ですけど、そこがまた何とも言えなくて癖になります。
ヘンテコ複座繋がりでシーヴィクセンも欲しいんですがエアフィックスのヨンパチしか売ってなくてサイバーホビーのを探している次第です。
  1. 2012/05/22(火) 15:38:39 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mayyouexceed.blog118.fc2.com/tb.php/275-11c34cb4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

LayeⅡ

Author:LayeⅡ
HN:LayeⅡ

塾講あがりが公務員になりました。

しゅみ
・飛行機模型
・へたくそなおらくがき

どっちも気負わず適当にやっていきます。
ついこないだまでチェコスロバキアはまだ存在していると思っていた平成生まれです。チャイナドレスください

最新記事

Twitter

つぶやき始めもうした。

大体ブロブに書くまでもない戯言とか。

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類という名のカオスボックス (11)
あいさっつ (1)
小説・本の話題 (10)
プラモデル・フィギュア・ホビーの話題(完成したやつ置き場) (92)
テキトーな日記 (168)
一次創作 (15)
サントラの話題 (9)
今週のプラモチェッカー(キット開けたりなんだり) (48)
おでかけ (8)
ORAKUGAKI (18)
メイキング:1/48 RF-4E JASDF(HASEGAWA)) (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

You can't catch me/坂本真綾

坂本真綾さんの新アルバム

恐縮ながら宣伝させていただきますをば…!

魔界戦記ディスガイア4

日本一ソフトウェア様の魔界戦記ディスガイア4応援バナー

魔界戦記ディスガイア4

用法容量を守って、 徹夜で遊びましょう。

世界樹の迷宮3

アトラス様は世界樹の迷宮3の応援(宣伝)バナー。

黄金の鉄のかたまりでできたファランクスさんがぱんつ装備の忍者娘などに後れをとるはずがない

肉塊カウンター

この肉塊に積まれていった屍の数が分かります

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。