野郎共、お仕置きの時間だ

なんのこたぁないダメ強化人間LayeⅡ(らいつー)の独り語散るgdgd生活ブログ なまはげだって少子化で寂しいんよ。

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Tu-144 “Charger”―Restart to the sky―Concordski/ICM

Tu-144D.jpg


メリーにかまけすぎてもアレなんで、こっちのTu-144も更新しておきましょう。

Tu-144 01

今回のプラモデル、機体名はTu-144チャージャー。
ソヴィエト連邦はツポレフ設計局の、超音速旅客機でございます。
超音速旅客機といったら皆様フランスの「コンコルド」を思い浮かべるでしょうが、恐らくはそのコンコルドのデータをもとにソ連的解釈で構築した対抗馬ともいえる機体がこれなのでしょう。
スパイによる設計盗用疑惑は当時の情勢から否めるものではありませんが、ただ単純にソ連的デッドコピーという訳でもなく、中々面白い機体でございます。
使用キットはウクライナのICMというメーカーの最新作。このスケールで、しかも稀有なTu-144というチョイスに既に感涙を禁じ得ませんが、それ以上に組んでみて感心したのはその合いの良さ。
旧キットで散々煮え湯を飲まされた僕でも、これは自信を持っておすすめできる商品です。

Tu-144 03

何分機体自体がメディア露出が少なく、生産数もたったの16機。活動していた期間もごくわずかな不遇のものだったため、やや理解や資料集めに手間取りました。制作自体はむしろ順調でして、組み立てだけだったら三日四日だった記憶があります。
特に実機写真が滅茶苦茶に少ないんですよね……。
なので塗装はほぼガイディング通りに、+雨ざらしのような汚しを入れることにしました。
自分の技量では綺麗に完成させるのが難しいな、という已むに已まれぬ事情もあります。
おまけに何って、縦に長いんで写真撮りにくいったらありゃしない。
前回のトム猫がうまくいきすぎですね……何事も調子に乗るもんではありません。

Tu-144 09
1950ねんごろ、世界ではSST(超音速輸送機)の開発が熱を上げておりました。
超音速で世界を縮める旅客機を開発すれば、確実に次代の航空機界を担う存在になるだろうという、まー今考えれば夢物語にも等しい思想が、この時は真剣に語られる時代でありました。
ましてや時は冷戦時、東と西に分かれて宇宙開発まで競争するような時代です。
ソヴィエトとしてはいち早く西側よりも先に、画期的な航空機を空に打ち上げたいというところもあったようで。
1962年にクレムリンはツポレフ設計局にSST開発を命じました。ソヴィエトの威信を背負ったプロジェクトの手前、コンコルドに負けるわけにゃーいきません。
無尾翼オージー翼に改造したMiG-21の試験機等を交え、1968年の大晦日に原型機初飛行を完遂。
これはライバル・コンコルドよりも二か月早い実績達成でありました。
翌二年で実験飛行を重ね、大幅に改良を加えた量産型Tu-144にアップグレード。
これから華々しい旅客機デビューを始めようという時に、悲劇は襲い掛かりました。

機体性能を西側に大いに見せつける絶好の機会であった、1973年6月3日のパリ航空ショーにて、デモ飛行の最中に突如空中分解。乗員6名地上の民間人7名を巻き込んだ死亡事故を引き起こし、東側の最新旅客機は危険極まりないものである、という最悪の印象と共に、人々の脳裏に刻みこまれることとなってしまったのです。
こうして旅客機黄金時代の花道を往くコンコルドに対し、Tu-144は悲愴な歴史として旅客機史に陰を落とすことになりました。

コンコルドはみんなが知っていても、Tu-144はみんな知らない。それもそうです、世界的な認識からすれば紛う事なき失敗作なのですから。

まぁこの話には続きがあるんですが、それはもうしばらく先にしましょう。
では機体の解説へ。

Tu-144 07

量産型Tu-144を特徴づける、個性的な機首。動物的で「耳」を思わせるカナード翼を装備しており離着陸時に展開して機首を引き起こし、機体の安定性を高めます。
また二段に分かれた機首バイザーはバイザーごと上下し、離着陸時にはこれを下げることによってコクピット視野を確保、飛行時には引き上げることにより超音速で飛行するに適切な形態になるよう、設計されています。
これを上げ、カナードをたたむとコンコルドに似てるんですよね。超音速旅客機という限られた運用の都合、機体形状に関しては似通ったデザインになるのも、已むをえない、というのが諸々の総論の様子で、僕もそれに関しては同意です。

Tu-144 06
ソヴィエトの量産体系に相応しくなだらかなオージー翼からダブルデルタ翼に変更し、またコンコルドと違いエンジン基盤も胴体に密接して配置されております。
もし事故が無ければ、劣悪なエンジン効率などを無視してでも飛び回っていたでしょうか。ソ連の野心的なプロジェクトで遭ったことを窺わせる設計です。
しかし事故の発生で海外に持ち込むことも出来ず、国内限定で郵便輸送機として就航。
77年には旅客運用もされましたが、コストパフォーマンスの問題もあり102便で運行が打ち切られました。
こうして余りにも短い航空機生涯を閉じて、旧ソ連の工場の倉庫奥深くで眠りにつくことになったTu-144。
不憫な機体ですね……。

Tu-144 02

ところがどっこい!
その後1991年、まさかのソヴィエト連邦解体。これによってこの機体にも再び日の目が当たる日が来ました。
母国崩壊によりツポレフ設計局は国営から民営化し、冷戦時代凌ぎを削り合ったNASAと次世代旅客機共同研究の実験を開始します。
スポットライトが当たったのは、倉庫の片隅で埃をかぶっていたTu-144。
エンジンもTu-160が装備する強力なターボファンNK-321に改装し、デジタル操縦へと改良されたTu-144LLは、かつての宿敵ロックウェルやボーイングの支援を得て、再び空へと舞いあがる機会を得たのでした。
現在開発されている(音沙汰有りませんが)Tu-244という次世代旅客機計画へと、その遺伝子は紡がれてゆきます。

Tu-144 11

くんでみて/こんかいのまとめ

さて、キットの話をしましょう。
今回制作したプラモデルはウクライナのメーカーICMの手になる、つい二カ月ほど前に(輸入)発売したばかりのものです。
ICMのSu-27、MiG-31にさんざ悩まされた僕としましては、このキットの合いは非常によい。
説明書の手違いも相変わらずありましたが、(パーツ番号ズレとか、デカール04書いてねーとか)まぁ誤差の範囲でしょう。プロポーションは良好で、パネルラインも見た限り中々精緻なようです。クリアパーツを多用し、機首や乗客席の窓も綺麗に収まります。
本当はディスプレイベースもあったのですが、これは僕のミスで使用できなかったので撮影時はFigma(巡音ルカの時の奴)の台座で立たせてます(何
きちんと塗装し、しっかり接着すればかなり雰囲気のいいものになると思います。
少なくとも僕の中ではICMの中でも最優良なキットとしてかなり好印象に残りました。
塗装も国内に無い指示が多少ありますが、パッケージや写真を参考に、適当にあしらった感。塗り分け自体は旅客機らしくシンプルで、悩まされることもありません。デカールもかなり貼りやすかった。
以上の事から、東欧メーカーの色物機体のキットとしてはかなり良心的な内容である、と判断させていただきます。気になるのは値段(2700円くらい)ですかね。まだ結構模型屋に並んでいると思いますので、安くなったら是非手に取ってみてください。いい機体です。時代の趨勢から外れているので今後暫く立体化も、しそうにありませんし。
前述しましたが、僕自身綺麗に作れる気がしなかったということもあり最終段階でかなり汚れをつけました。
Tu-144の生い立ちを聞いて、冷戦終了後倉庫からやっと引きずりだされた姿をイメージしたのですが……蛇足な気がしないでもありませんね……w
お茶濁し失礼。


Tu-144 08

我が家に数少ない、1/144とツーショット。
長いな。
ピトー管は撮影中にどこぞに……。

Tu-144 C
1/72と比べた写真もあるんですが、それでもおっきい。
全長65.7で1/144なので、大体全長45cm。


次回ですが、ミラージュF1にしようと思ったら箱を開けて眩暈がしました……ちょっとここ最近海外キット連続だったからな。たまにはハセガワのでも……と、折角なのでF-2の箱を開けてみました。
説明書だけ、ありませんでした。
死ね自分。氏ねじゃなく死ね。

過去の自分から「ケケケ、これでF-2はつくれねぇなァ?」と嘲笑の声が聴こえます。何こいつ、この子(F-2ちゃん)に何か恨みでもあんの?何処に説明書隠したの?(見覚えはあるので、少なくとも購入段階では絶対に入っておりました)
消してやりたい。

そんなこんなで、ハセガワの最新ナナニイ、EA-18Gにチャレンジしようと思います。今度タイフーン出すらしいから、それに向けて積みを減らしたいという切実な理由も。
モールド消したりパーツ添削したり、大変そうです……。
ではまた、次回。



ちかくでみなくてもあらだらけのでっかいの
Tu-144 A

主翼上面のCCCP(キリル字でSSSR)はСоюз Советских Социалистических Республик(ソユーズ・ソヴィエトスキ・ソシアレチュスキ・レスパブリク?読めねぇ)の略でソヴィエト社会主義共和国連邦のこと。
黒鷺死体なんとかで出てきたサルの乗ってる宇宙船の破片に書いてあったのが僕の記憶の片隅に残っています。
IMGP0517.jpg
機体側面のキリル字とエンブレムは「Аэрофлот」(アエロフロート、ロシアの民間航空社)
Tu-144 B

当機はCCCP771110号、Tu-144S量産型10号機になります。現在ウリャノフスクで保存展示してある機体だそう。
目的地到着時刻は……はて、何時になるでしょうかね?
それでは皆様、快適な空の旅を。


参考にした動画様。ちゅーか僕の説明はもろパク
大変分かりやすくステキな14分をありがとうございます。作る意欲が湧きます。
ゆっくり(読み上げソフトsoftalk)による解説です。
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  1. 2012/03/02(金) 18:38:03|
  2. プラモデル・フィギュア・ホビーの話題(完成したやつ置き場)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<ツインテかポニテかみたいな | ホーム | それにしても恥ずかしい格好の娘だな(鼻血>>

コメント

No title

本当にコンコルドそっくりですね~。

他人様のブログですが、林檎林さんがブログでコンコルドを作製されているので、非常に興味深いです→http://appletreemodels.blog60.fc2.com/

主翼の形がちょっと違う辺りにソヴィエトの自己主張を感じますね(笑)
エンジンの位置はTu-160っぽくもあるし。

これ、1/144なんですね~。
1/72の機体と並べるとどのくらいの大きさなんでしょ?

次はグラウラーですか!
個人的にはレガホのストレーキの方が形が好きなんですが、完成楽しみです!
この調子でヴァルキリーとかどうです?(笑)
  1. 2012/03/02(金) 22:47:38 |
  2. URL |
  3. #3104 #-
  4. [ 編集 ]

No title

うん、そっくりですね。こちらもエレールのコンコルドを積んでるんですが1/125だった気がするのでスケールがががっ

このブログの方覗いてみましたらば綺麗ですっきりしたかわいらしいHPの作りと丁寧な模型作りも羨ましいけど色物キット多ッ!機体チョイス渋ッ!TSR.2はともかくビジランティ……カットラスがメジャーに見えてくるこのラインナップはなんぞ。
巡回サイトが増えましたでござる。
なんだかんだでコンコルドみたいなんだけど、どう見てもロシア機っぽいんですよなぁ。ノウハウはTu-160に伝達してるからエンジンはその前身というわけですね。

おバカな過去の僕がナナニイF-2の説明書をなくしやがったので、次はグロウラーです。ホーネットは種類多くて悩んだんですが、レガシーもスパホもいいけど電子戦機という字面に釣られてこの子が好きですなぁ。楽しみにくだすってこれ幸い。ヘタながら何とか足掻きます。

制作中にXB-70に似てるなぁとと思ったんですが、あいつはマトモなキットが無い(イタレリとかヤバいって聞きますので最近のサイバーホビーなのかな)ことで有名ですので中々敷居が高そうです。
  1. 2012/03/03(土) 02:25:54 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

No title

うーん、綺麗に作る自信がないから汚したっていっても、その汚しがたまらなくかっこよく見えるんですよねw
時に、僕は戦闘機のプラモってあまり作らないからわからないんですけど、やっぱり模型だと機首とかの可動機構ってオミットされるんですか?

  1. 2012/03/03(土) 23:27:02 |
  2. URL |
  3. しまも #-
  4. [ 編集 ]

No title

そう言ってもらえると大変ありがたいのですが、今回は写真写り含めてうーんな出来というのが本音でして、また同じキットでうまくなったころにリベンジするやも。

航空機模型って大半が可動しませんね。(艦上戦闘機の折り畳み主翼とか、今回の機首とか、ランディングギア回りとか)大体どっちの形態か選んで作れ、が殆どだと思います。こないだのトム猫以下F-111やトーネードなんかの可変翼は例外的に、機内に連動する機構が埋め込まれてるんで動かすことが出来るんですが。
(結構パネルラインとか細かな彫刻、形状に関してうるさく言われる業界ですので)動くよりも再現性が優先される所は、航空機スケールモデルが他のホビーと違う点かもしれません。
ぼかぁーあんまり気にしないんですがね!
  1. 2012/03/04(日) 01:37:45 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

No title

1/72との比較画像追加していただいてありがとうございます!

それにしてもでかいですね~。
F-16が小型とはいえ、想像以上のでかさでした(笑)

F-2の説明書無くされたということですが、F-16の説明書が参考にはなりませんかね?
飛行機プラモは作り方とういうか、組み立て手順が大体同じなので、細かいパーツを除けば説明書なくても何とかなりそうな・・・。ってその細かいパーツの部分が重要ですよね。

塗装に関して自分は、実機に囚われない塗装をされるLayeⅡさんに影響を受けて、実在機も架空機も俺解釈でやるようになりました。
LayeⅡさん解釈のF-2も見てみたいです!

  1. 2012/03/04(日) 23:28:15 |
  2. URL |
  3. #3104 #-
  4. [ 編集 ]

No title

いえいえ、こちらも丁度手元に写真があったので。

トム猫と一緒に作ってた時全長は同じサイズでしたから、1/144でもいかに巨大な機体であるかが想像に難くないと思います。
F-16Iの説明書があるのですが、おっしゃる通りエアインテーク周りやレーダーなんかの細かいパーツが相違あるんじゃないかなーと。F-16Iもかなり新造パーツ差し替えの多い機体でしたし。
何処かに説明書があるはずなので、そのうち出てくるのを待ちますw

なんと!よもやそのような言われ方をされるとは……
僕は戦闘機をゲーム(ACシリーズ)や漫画(エロイカ)から知り始めたので、実機にかなり疎いところが多く結構アバウトな塗装を施しがちですが、トーネードに関しては割と気に入っていたり。
模型の楽しみ方もいろいろですから、俺解釈もアリだと思います。ただ今まで技巧足りていなかった身としては、可能な機体はインスト通りに再現して自分の立ち位置を見極めたいところです。
少なくとも俺に影響を受けるもんでは!w

F-2はですねぇ……ACAHで白とペールグリーンのカラーリングで乗り回していたのがあるのでそれを再現したいですなぁ。
自衛隊に怒られそうな色ですが!
  1. 2012/03/05(月) 01:53:24 |
  2. URL |
  3. La #-
  4. [ 編集 ]

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