野郎共、お仕置きの時間だ

なんのこたぁないダメ強化人間LayeⅡ(らいつー)の独り語散るgdgd生活ブログ なまはげだって少子化で寂しいんよ。

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Hawker Hurricane MK.1〝The End of The War 1945〟/TAMIYAItaleri

242C.jpg

長い夏が終わった。

我ら242飛行隊は珍しく晴天の、歓喜に包まれたロンドン上空を後にし、色褪せた滑走路に足を降ろし、久方ぶりの帰投を果たしたのであった。
一つの歴史の幕が今降りようとしていた。狂想に手を伸ばし、ついに叶わなかったドイツは降伏、続いて15日には大きな犠牲のもとに、大西洋の彼方、日本帝国が降伏したという報を道中で耳にした。我々の戦いはついに終わったのだ。
くたびれた愛機が格納庫に収められてゆく。ドイツの戦闘機乗り達はもはや人手不足だというが、それでも随分と手を焼かされた。最近では残党機のメッサーシュミットに機関銃を喰らって主翼がひん剥かれてしまい、木造設計のおかげですぐさま現地手当が出来、何とか飛んでいられたのは怪我の功名だった。

「中尉殿、生きていらっしゃるようで何より」飛行隊の部下がにこやかに駆け寄ってくる。242飛行隊はカナダ人による外国人編成だ。彼も私と同じく、本国からはるばる出征して、こんな靄のかかった国で飛んでいる。随分と長い付き合いになったものだった。彼とはバトル・オブ・ブリテン以来、ハリケーンと同じく腐れ縁だ。
「君も五体満足なようで何よりだ。しかし――」
あたりを見回した。242飛行隊も、随分と寂しくなったものだった。
「少尉、我々がここに宛がわれたあの頃は確か……」
「80人いました。いまや半分以下ですね」
「我々は、幸運だったのだろうか」
「さぁ。運が良かったのはさっさと天国に行けた奴らかもしれません。いつも我らの隊長が口がましくおっしゃられているように――」
「『先に天国に行けたやつらは幸せだ、俺たちはずっと地獄でこき使われるんだからな!』」
「そうそう。アフリカでもうるさく新兵どもを脅していらっしゃっていました」
一面焼け野原と瓦礫の山になったブリテンを見れば、我らが義足の中佐殿の言っていることも強ち間違いでも無いな、などと思えてしまう。随分と感覚が麻痺してしまった。
これから暫くして、世の中が平和になっても毎晩エンジンに穴が開く夢に魘される奴が出るだろう。
それでも今は、戦いが一段落ついた事を安堵するしかないようだが。
「中尉殿」
「何だ」
「いつもの酒場に行きましょう。鬼中佐殿ももうすぐ帰投してきます、酒を酌み交わしながら今夜はパーッと」
「そうだな。妻に手紙を書いたらすぐ向かうよ」
もうすぐ祖国に帰ることが出来る、と書けば彼女は喜ぶだろう。随分と寂しい思いをさせてしまったのだから相応の償いはしたかった。そしてなにより、我が戦友にも――

振り返ると、あちらこちら煤に塗れながら、この戦争を共にした機影があった。

「よく今日まで飛んでくれた、相棒。お前のおかげで、無事祖国に帰れそうだ。ありがとう」

そっとお休みを言って、倉庫の扉を閉めた。




あの夏(1945年バージョン)。
はい、さっそく妄想垂れ流しですね。この中尉殿に関する情報が全然見当たらず、結局生きてたのか死んでたのかよく分からないので妄想で補完しているミリオタの風上にも置けないやつ。Laです。
だいたい本国防衛はスピットファイアに一任されているっていうけど、外人部隊はアフリカ派遣されたしハリケーン乗ってたんですかね。いまいちリサーチ不足。たぶん戦後まで飛んでおりません。

まぁそれはともかくとして、そんなこんなで本日の模型は「タミヤ・イタレリ」シリーズより、「1/48 ホーカーハリケーンMK.1」、平凡な性能ながらもその堅実さゆえ、スピットファイアと共にイギリスを支えた名機体であります。

244.jpg


三週間もかかったのは主に試験だとかなんだとかで大変模型やってる時間が無かったわけですが、モチベばかり溢れてしまって結局制作ペース自体はかなり早いものに。
正直汚し過ぎた感がありますが、非常に親切な作り、充実のオプションパーツで大満足の内容でした。


ちなみに去年の記事。


242F.jpg

はてさて、機体の説明です。
ホーカーハリケーンの始祖はこれまた大概マニアックな機体なのですが、ホーカーハート(←こんなん)と言われています。複葉ですが、よく見れば機首あたりなんかは基礎設計者が同じだけあって似ていますね。
これと同時にホーカーフューリー(設計と基礎スペックを見ると、複葉にも関わらず高性能戦闘機でした。単葉で完全に別機体ではありますが、後に後継機であるシーフューリーが朝鮮戦争でMiG-15を撃墜なんかもしております)なんて複葉戦闘機があったわけで、英国はこの機体を積極的に配備したかったのですが、ところがどっこい世界恐慌のど真ん中。資金難で挫折に追い込まれ、全金属製戦闘機の夢はスピットファイアまでお預けです。
お金が無いので空軍はグロースターグラディエーター(こんなん)を採用しました。このグラディエーター、決して性能そのものは悪くないのですが、量産するやいなやBf-109やら高性能な単葉機が出現してしまい、あっという間に時代遅れに。
一方、ロールスロイス社はお金に余裕があったので新型エンジンを開発でき、一応フューリーが戦闘機を務められたためホーカーは単葉機の製造に乗り出します。ハート、フューリーのノウハウを収束させ、動力を新型のマーリンエンジンに切り替え。軽く頑丈で、木造と帆布をフル活用した、経済的で量産可能、修繕も容易な戦闘機の開発をはじめ、これがハリケーンと名付けられることになります。
(余談ではなくて、当時の財政では全金属製などとてもやっていられなかったこと、同時に製造ラインのシフトが技術的にも間に合わなかったことなど、已むに已まれぬ事情が多々あります)

242G.jpg

結論から申してしまいますと、ハリケーンは間違いなく傑出した高性能戦闘機とは程遠い存在でした。この時期スーパーマリン社が開発していたスピットファイア(こんなん。言うまでもなく超有名機体で、救国の英雄、大戦一美しい制空戦闘機など、様々な賞賛を浴びている子ですね)はミッチェル技師の熱意のもと、全金属製、流れるような流線型のボディ、洗練された主翼形状、モノコック構造などなど新鋭戦闘機の趣溢れる設計だったのに対して、ハリケーンは前時代的な設計と言わざるを得ない存在でした。にも関わらず、スピットファイアと共にイギリスの勝利に貢献したと言われる所以は、

①木造・帆布構築であったため量産が容易で、高価なスピットファイアを数で支えることができたこと
②設計が大雑把で良く言えば拡張性に富み、戦局に応じた多彩な運用が可能だったこと
③資材が調達しやすく、弾丸が貫徹して飛行し続けられるといったこともあり、乗員や機体のサバイバビリティも高く信頼性が高かったこと

などがあげられます。

242H.jpg

そんなわけで、平凡ながらも十全に戦局に対応でき、スピットファイアの華やかな活躍の裏で支え続けてきた、なかなか出来る子なのです。

設計としては、分厚い主翼ともうアホかと言った過剰武装が最も特徴的でしょう。
242I.jpg
単葉軽量戦闘機としては異例のぶっとさを誇るハリケーンの主翼は空軍からの要請で、火力強化に努めたことに端を発します。スピットファイアは空力の特性上と、武装運用に耐えられる主翼に強化しましたが、ハリケーンの場合火力一点強化。全盛期には7.7mmブローニング機関銃を12門装備するという荒業をやってのけ、また後発の攻撃機型に関しては20mm×4、40mm砲×2という化け物じみた武装を搭載してドイツ戦車をぶちのめしています。
これら7.7mm銃は機体外見に出ませんが、20mm砲以降は銃身が機体外に出ているので特徴的です。
今回はバトルオブブリテン期あたりの、7.7mm×4×2ですので、翼の紅い部分(ああでも焦げてるや)になりますね。
242J.jpg
翼端の識別ランプ、前方ライトがクリアパーツになっています(珍しくクリアパーツ部分を真面目に作りました)
機関銃部分は本来デカールですが、穴を開けなくてはならないため億劫になり、自分で塗装しました。
……あれ、穴開けた方が楽だったのでは。

242K.jpg
未塗装フィギュア(失礼)と比べるどれほどおっきいか良く分かります。
まぁ、この時代の飛行機ではランカスターとかB-24とかと比べるとアレですが、それでも飛行機ってそれ自体が巨大なことが実感できます。
242M.jpg
エンジン部は被せただけではさすがに固定できず、泣く泣く接着。
エンジン内部はお見せできなくなりましたが、雰囲気は出たのではないかなと。

242N.jpg
ハリケーンはその堅実な設計故、大戦の兆しが見え隠れし始めた初期段階(ドイツがヴェルサイユ条約の網目を抜けてあの手この手で秘密裡に兵器工作を進めていたころ)には配備が進み、ドイツ軍の突如とした侵攻の中でも順調に稼働することが出来る機体でありました。
機体性能に劣るハリケーンは空戦では然程強みを見せず、Bf-109の標的は専らスピットファイアであったものの、エンジンが強力なため辛うじて食いつき善戦を見せます。また夜間飛行の有用性が見出されると、ドイツ爆撃機隊を迎撃するためにバトル・オブ・ブリテンに参加しました。
ハリケーンの強みはその高い経済性、信頼性でありますが、この機体と戦線を支えたパイロットたちの多くに異国籍パイロットが居たことも忘れてはなりません。
ドイツ侵攻で反撃の機会なく叩きのめされてしまったポーランド、カナダなど植民地各国、そしてチェコやベル
ギーなどの亡命パイロットたちも、遺憾なくその腕を発揮し、連合軍の反撃に貢献しています。
結果、爆撃機撃墜成果の8割ほどをハリケーンが担うわけですが、後期になるとスピットファイアの生産ラインが整い、制空戦闘機としての役割は着実にバトンタッチされていきます。
242P.jpg
後程スピットファイアが量産されたのちも、遠征には数は足らず、香港やシンガポール、中東、アフリカの戦線に派遣されていきました。その代り航続距離が日本機よりも少なく(いや、そりゃ海越える前提の日本機が異次元なだけですが)運動性には乏しいので、隼やゼロ戦が相手のまま海上戦に縺れ込むと苦戦を強いられています。
制空戦闘機の任を降ろされしばらくすると、段々爆撃機・攻撃機としての様相を呈してきたハリケーンは、500lb爆弾や7.7mm機関銃×12で武装。MK.2以降になると次第に機関銃が20mmイスパノ機関砲×4、40mm×2(撃てんのかこれ)になっていき、近接航空支援機(Su-25とかA-10の前身)の役割を確たるものにしていきます。
特に布張りの胴体が功を奏したのか、全金属製機体よりも稼働率がよく、アフリカの戦闘ではドイツ・イタリア軍戦車部隊に次々と機関砲を喰らわせ、「缶きり」の渾名を頂戴するまでに至りました。

40mmm砲、ロケット弾、爆弾とこうしてどんどん超過武装になっていくハリケーンは、最後までイギリス軍の縁の下の力持ちを担当し続け、その総生産数は14000。

WIKIに書いてある通りに、時代遅れで傑出した戦闘機とは言い難い機体ではありましたが、その信頼性、素直な操縦、飛行特性、持ち前の頑丈さからさまざまな戦場を飛び回り、イギリス軍、ひいては連合軍を支え続けた名機体であることは言うまでもないでしょう。

242o.jpg

はーい、というわけで長話終わり。みんなハリケーンのカッコよさが分かってくれたかな?けっこう眠くなってきてるだろ!?なんでだって今書いてる僕が眠い。まじめな話疲れるもん。
スピットファイアと見分けがつかないなどという愚か者は主翼とキャノピーを見ろ。
はい、まぁ僕が昔見分けがつかなかった一人なんですが。ブリテン迷彩なだけでハリケーンって勝手に決めてたし。


組んでみて/こんかいのまとめ

そういうわけで今回は「タミヤイタレリ 1/48 ホーカーハリケーンMK.1」でした。
合わせ目はかなり良かったですが、胴体部上下、左右の接着だけ微妙な感じ。つまり肝心なところはいつものイタレリクオリティです。モールドはかなりいい感じでしたが、けっこうぬりつぶしてしまった感が否めない。
代わりに機体上面の接着部分を液サフで疑似パテみたいな事をして、削り出して合わせ目を消すことができました。やっと合わせ目なんとかできたよー(遅い) いやほんと、ようやくです。
塗装は前回と殆ど同じなはずですが、厚塗りした所為か調色を濃いめにした所為か結構黒ずんでしまい、汚しまくっています。
デカールマークソフターの犠牲者は小さい二名で済みました。
黙祷。
いやなに、マークセッターの配備が間に合わなかったんだって。間に合う頃には終戦しそうだったよ。ゲルググ。
デカールの品質もとても良く、3体付いてくるフィギュアも僕は塗れませんがかなりいい造形をしています。
コクピットは見えないですがパーツ着脱機構が備わっており、これも接着してしまいました。パイロットシートベルトにはエッチングパーツが付いてきます。あと、戦時中の機体は幾つかがちゃんと日本海軍コクピット色(薄柳色)で正解みたいでして、松葉色でなくとも構わないようです。
エンジンも組み立て再現で、プロペラはフィンランド空軍版の差し替えタイプ。デカールもきっちり用意されています。この辺はタミヤ+イタレリらしいですね。
帆糸は結局ナイロンライン1号で代替しました。最初はちゃんとピシッとしてたんですが、ランディングギア5回破砕マスト4回破砕でだんだんたるんできます……。
本当に、文句はランディングギアの脆さだけです。ここだけイタレリ全開。イタレリのキットで折れなかったのミラージュF1だけじゃね(しかも金型エッシーだし)。エアフィックスと異なり矢鱈折れやすいです。あのエアフィックス以上!
あ、コンドルは比較に出しちゃダメですよ。アレレーダーアンテナ並みの脆さですもん。
タミヤとハセガワとトランペッターは全然折れない。凄いですよね……。

ともかく、最後に接着したけどもう完成前でいいかな、とすら思いました。別々に部位を作っていった今回は辛うじて接着できましたが。

お値段は現在2300円前後。超お買い得。さすがイタレリ、さすがタミヤ!
本当、もう、ハリケーン好きな人は買わないと損ですよ!


242U.jpg
機体裏が白黒なのは、味方からの誤射を防ぐためだとか。
いかにも旧時代の撃ち合い空戦ですね。

242Q.jpg
ボックスアートカッコいいですよね。実は毎回切って保存してます。
242R.jpg
汚くなってはいますが、上手くなったと思います。

242S.jpg
イギリス軍の歴史。
あ、一番上のトーネードは完全に俺塗装です。最近いろいろ部品取れて困る。

242T.jpg
というわけでハリケーンでした。ホント楽しかった。






次回1

次回。
アメリカレベルのヨンパチF-106デルタダート。
凸モですが決定版的な出来だそうな、楽しみ。
(購入時の記事を見たら、フジミのF-14Dは作りかけだわエアのシーハリアーは買ったばっかりだわって放置していた感が凄まじいんですが)周りの同期たちが着実に立体化していき、最早見知った連中はタミヤのアリゲーターとアカデミーファルクラムのみとなった今クローゼットで眠っていた奴がついに日の目を浴びました。
そろそろ引導を渡してあげましょう。そういう訳で制作開始です。



次回2
核時代の産物らしく、でーらでかいです。
次回3
1983、モノグラムのキットのコピーライト。
モノグラムは触ったことが無く、もしかしたら手をつけていたかもしれないのですが、しっかりと気合入れて作ります。


おっきいの。

242V.jpg

242X.jpg

242Z.jpg

242W.jpg

はりけーんでっかいの

はりけーんでっかいの1











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  1. 2012/07/31(火) 17:17:18|
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